元気を出しなさい

今日の失敗ではなく、

明日訪れるかもしれない

成功について考えるのです。

ヘレン・ケラー


 

何かに失敗して、気持ちが落ち込まない人はいないでしょう。

悲しくなったり、悔しかったり。。。

情けなかったり、時にはどうしようもなく自分を責めたり。。。

でも、いつまでもその気持ちをひきずっていては、歩き出すにも重すぎて、なかなか前に進みませんよね。

失敗は、どうして失敗したのかを考えて、次に生かすことができたのなら、それはもう失敗とは言わず、体験というものになって、その人の人生に深みを与えるのだそうです。

次に来るかもしれない成功を考えて、失敗を体験に変えていけるように、ちょっとだけ落ち込んだら、前を向いて、顔を上げて、また歩き始めましょう。

きっと何かがまた変わり始めますよ。

無財の七施

慈眼施　それは優しいまなざし

和顔施　微笑みの顔を向けること

愛語施　心からの優しい言葉

身　 施　行動で人に尽くすこと

心　 施　思いやりと共感を惜しまずに

床座施　席や立場を譲ること

房舎施　人をもてなす親切心

　　　　　　　　　　「こころのしあわせ」より

 

 

財産や地位がなくても、誰でも簡単にできる布施の行を仏教では、このように言うのだそうです。


慈しみに満ちた優しいまなざしと和やかな表情でいつも万物に接すること。

そして、慈愛にみちた優しく、あたたかな言葉を心がけ、身をなげうって人のために尽くす奉仕の心。

人のことを我がことのように、共感し、その痛みを感じ取ること。

たとえ自分は疲れていても、人のために席をゆずったり、急いでいても道を譲ったり、時にはその地位を競争相手に譲ったりしても、悔やんだりねたんだりしない心

自分が、雨に濡れても相手に傘を差し出すような、そんな思いやりの心をもって、相手の難を気遣い、家に招き入れる行為。


確かに、心がけ一つで、誰にでも、今から始められるものばかりです。

そう言えば、前に働いていたところの院長先生は、お坊さんという二足のわらじを履いていましたが、その院長室に掲げてあった言葉が、「和顔愛語」でした。

数年前にお亡くなりになったのですが。。。
患者さんに接するときには、どんなときにも、とても優しいまなざしと穏やかな言葉かけだったのを思い出します。

院長先生の診察を側でみながら、「自分もこんな風に患者さんに接したいものだ」と思ったものでした。

無財の七施。。。

ちょっと今までの自分を振り返り、日々の診療でちゃんとできているのかしら。。。と反省しつつ、
今日もにこやかに。。。穏やかに。。。。
 

大切なのは
沢山のことを成し遂げることでも
何もかもをすることではありません。
いつでも何に対しても
喜んでする気持ちがあるかどうかなのです

マザー・テレサ


 

いつも、何かに突き動かされるように、人はあくせく動き回っているような気がします。

あれもしなくては。。。これもしなくては。。。
義務と責任がひとり歩きして、いつしか楽しむ心を忘れてしまいます。

楽しむ心をなくした行動は、結局多大なストレスを生み出して、余裕もなくなり、いつしか不平不満の固まりのような生活になっていきます。

せっかく行った善行も不平不満の中でこんなにしてやったのに。。。という押しつけの感情が入ってしまうと、何だかくすんでしまいますよね。

マザー・テレサのこの言葉には、どこか、はっとさせられますよね。

今日は盆の入り。。。
お休みの方々も多いのではないでしょうか。。。

ゆっくり休んで、ゆとりを取り戻し、何事も楽しみ、喜んで行える自分を目指してみませんか？
きっとストレスも激減ですよ。。。

ちなみに、今年はマザー・テレサ生誕100年だそうです。

福島では、その生誕100年を記念して、21日からマザー・テレサの映画祭を行うらしいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100813-00000100-mailo-l07

興味のある方は、是非どうぞ。。。

今日は、もうひとつ、マザー・テレサの言葉をご紹介します。
とても心に染みる良い言葉です。
他人になんと言われようと、自分をなくすことなく、自分が良いと思ったことを貫き通す強さを持ちたいものです。

人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、善を行い続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。

助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
けり返されるかもしれません。

気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

あなたは、あなたであればいい。

星という字は
日が生まれると書きます

辛いときは
“星”を見上げてください

きっと明日が生まれます

斉藤理恵　（筆談ホステス）

漢字をじっくり眺めていると、その漢字がもつあたたかなメッセージに気がつきます。
この言葉も、とても優しい言葉だなと思い、今月の言葉に選んでみました。

今日は七夕。。。

全国的にあまり良い天気ではなさそうですが、星を見上げて、明日を祈る。。。
素敵ですね。

ちなみに雨の日の七夕は、雲の上で、誰にもみられずに、織姫と彦星がゆっくり再会できるのだそうです。
クリニックの掲示板で教えていただきました。

せっかく1年ぶりに会えるのですから、誰にも邪魔されずに静かにゆっくり。。。っていうのも良いのかもしれませんね。なんかロマンチックですよね。

グリムスの樹も、七夕様になりました。

ちなみに、先日のキャンドルは、「100万人のキャンドルナイト」という全国的なイベントだったようです。

みんなで一斉に電気を消して、地球温暖化を少しでも食い止めようという趣旨のイベントらしいです。

ちょっと勉強不足で。。。お恥ずかしい限りです。

　　　　　成長は、失敗の先にある
　　　　　感動は、困難の先にある
　　　　　決意は、迷いの先にある
　　　　　笑顔は、苦しみの先にある
　　　　　未来は、私の中にある
　　　　　　　　　　　　　　　　「夢を実現する今日の一言」より


何事もはじめからプラスの結果で始まるとは限りません。

何かプラスの結果を求めるならば、辛い道程を乗り越えなければならないこともたくさんあります。

でも、その辛い道程を乗り越えて得られたプラスの結果は、何ものにも代え難い、貴重な結果であり、また振り返ってその辛かった道を眺めるとき、その道が懐かしく、そして優しく輝いて見えるものです。

あきらめなければ、たとえわずかずつであったとしても、ものごとは前に進んでいきます。

たとえ、時々立ち止まり、一息つくときがあったとしても、あきらめず。。。投げ出さず。。。自分らしく。。。

「私」の中にある未来を信じて、今日からまた、一歩、一歩。。。

そんな一歩、一歩を、その方らしく無理をしないで歩んでいけるように、クリニックスタッフ一同、精一杯、これからも応援し続けていきたいと思っています。