ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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めぐりめぐって。。

昨日は、UMCの18回目の開院記念日でした。
10年目くらいまでは、意識していた記念日も、いつのまにか日常化してしまい、なんとなくやり過ごすことが多くなっていましたが、思いがけず、「18年目の開院記念日おめでとう!」とある人から言っていただいて、覚えていてくださったことに驚きつつもうれしくて。。
その一方で、もうそんなになるんだ~。。と思わず、忘れていた歳を数えてしまいました。(笑)

そういえば、開院の日をいつにするか決めるとき、5月1日という案もありました。
でも、すぐに連休になってしまうので、どうせなら、連休明けにしようとこの日に決めたことを思い出します。

2002年の5月7日火曜日。。
まさか、曜日まで同じだなんて!

ひとめぐり。。そんな気持ちになり、ちょっと心があらたに引き締まる思いがしました。

あの頃。。
先に開業した後輩から、「最初は患者さんが来なくて時間いっぱいあるよ。。たまに新患さんとか来ると、うれしくてついつい話し込んじゃうから。。」なんて言われていたので、半年はじっくり診療できると思っていましたけど。。
思っていた以上に、初日から新患さんが10人も。。
なれない電子カルテや受付業務、予想外の忙しさ?にてんやわんやしていたのを覚えています。

そんな感じでスタートしたクリニックもこの17年の間に出会った人の数は約3450人を超えています。普段は意識しない数字も、こうしてみると自分でもびっくりする数です。

研修医の頃、「患者さんの人生を横切る責任を感じて診療にあたりなさい」と言われました。
この膨大な数のひとりひとりの患者さん達に、私はちゃんとその責任を果たせていたでしょうか?未だに、自信がなくなることもたくさんありますが。。
こうして年を重ねるごとに、ずっしりとその責任の重さも増しているのだな~と思います。

これからまた1年、気を引き締めて頑張らなくっちゃ!

ともすれば、流されていく毎日に、思いがけない言葉と一緒に、初心を思い出させてくださった方に感謝です。


ブログも、始めた頃は毎日のように更新していたんですね。
こちらに引っ越す前のブログを読み返してみると結構、文章も若い!
あの頃のようにパワフルに更新はできないですが、できるだけこちらも頑張っていきますね。

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新しい時代

5月になりました。
年号も変わり、みなさんはどのような新時代の幕開けを過ごしましたか?
平和ないい時代になるといいなと、心から願います。

昭和が平成に変わるときには、研修医1年目で、昭和天皇崩御の報を医局でニュースをみながら、何故か涙が流れて、先輩医師にからかわれた記憶があります。
ひとつの大切な命の火が消え時代が変わる瞬間。。
それはそれで、厳粛な雰囲気があり、粛々と行われる後継の儀式もずっしりと重いものがありました。

でも、今回のようにきちんとバトンを渡し、受け継ぐという時代の変わり方も、日本中で心から喜ばしいこととして受け入れられ、祝福ムード一色になるのもいいものだな。。と思いました。

それに、退位後、上皇様方が、お二人でお出かけになるお姿もほほえましく、公務から解放されて、プライベートな時間をこれからもっともっと楽しんでいただきたいものです。

さて。。
世紀の世代交代の恩恵であった長ーい連休も、今日で終わり。。
皆様にはご不便をおかけいたしましたが、おかげですっかりリフレッシュできました。
また明日から、スタッフ一同しっかり頑張ります!

今日、神社で引いたおみくじには、脇目を振らず、地道に努力しなさい!と書かれてありました。
時代が変わっても、いままで通り、UMCは皆さんが笑顔になれるよう、地道に頑張り続けます。
これからもよろしくお願いいたします!

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ようやく春。。

4月になってから、なんとなく安定しなかった天気も、ようやく春らしくなってきました。
咲き時に雪が降って、縮こまっていた桜も、ようやく満開。
でも、少しいつもより色味が淡いような気がしているのは私だけでしょうか?

毎日、天気に翻弄されている間に、もう4月も中旬をすぎ、もう少しでゴールデンウィーク。
今年はたっぷりお休みが続きます。
みなさんのお休みは、どんな計画ですか?

クリニックは、いつもゴールデンウィークはたっぷりお休みをいただくのが恒例ですが、今年はいつもの肩身の狭さを感じずにすみそうです。(皆様にはご迷惑をおかけします。いつもながらごめんなさいemoji

でもおかげさまで、そんな風に長い休みをいただきながら、気持ちをリフレッシュさせて、また頑張ろう!という気持ちになれます。

どこかにでかけるとかの予定もないですが。。
時間に追われる毎日から少し遠ざかって、エネルギーを充電したいなと思っています。

ところで今月の言葉。。。
こんな言葉を選んでみました


大きな人生なんてないのさ。
ただ小さな幸せがあるだけだ

    銀河食堂の夜 さだまさし


小さな幸せを積み重ねて、人生の終わりにしみじみと「よかったな~」って思えるような人生であるといいなと思います。

意識できるような大きな幸せはそうそう簡単にはやってきませんが、小さな幸せなら、気持ち次第で見つけられそう。。。
さしあたって、今度の連休。。小さな幸せをたくさん探してみたいなと思っています。(笑)

みなさんも、どうか何気ない「小さな幸せ」、見つけてみてくださいね。



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新しい時代

新しい元号が決まりましたね。

令和

人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ

という意味を込めているそうです。

でも、令 という漢字のもつイメージはやや硬く感じられ個人的にちょっと意味を調べてみました。

令という字は、上の冠を表す象形文字と下の人がひざまずいている様子を表している象形文字が組み合わさってできた会意文字(2つの意味を持つ字が合わさって1つの文字になった文字のこと)だそうです。

なので、いいつける、命じるという、使役の意味をもつらしいです。

一方では、清らかで美しいという意味も。。。

出展は万葉集。。

気高い皇族、貴族の詠み歌だけでなく、名もない人の詠んだ歌もたくさん収録されていて、人をいとおしく想いつつ詠う相聞歌や亡くなった人を大切に想いながら詠む挽歌など。。
万葉集に収められている歌はとても優しい気持ちになる歌がたくさんありますよね。
そんな万葉集を由来とするこの新しい元号。。

清らかで美しい。。その意味をしっかりとどめてみんなで和やかに平和な時代になるといいなと思います。
決して何かに支配されたり、命じられたりすることではなく、ひとりひとりが誰かを大切に想い、自由にそれを表出しながら、小さな愛の波紋がたくさんの愛につながって手をつなぎ合える、そうして柔らかで穏やかな日々が守られていく。。そんな優しい時代がずっとずっと続きますように。。。


初春月、気淑風      初春のこの良い月に、気は良く風はやわらか


「梅花の宴」ではないですが、福島ももうすぐ桜の季節。。
「桜花の宴」で、新しい時代の幕開けを喜び合えたらいいですね。

今年の桜は、一段と綺麗に見えるかな。。ちょっと楽しみ。。笑


ちなみにこんな本も。。



だいぶ前に出版された本ですが、万葉集にある恋歌をいくつか現代風に訳した本です。
読むと大切な誰かに会いたくなる本ですよ。笑
今は中古でしか手に入りませんが、万葉集に興味を持たれた方は、是非どうぞ。
万葉集が身近になります。笑

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巣立ち

今日は、息子の大学の卒業式。
昨夕、今日着るワイシャツにアイロンをかけながら、きっとこれがあの子のために母として世話を焼く最後になるのだろう。。と思い、いつもより念入りにアイロンを当てた。

ひとつひとつ皺を伸ばしながら、彼が生まれてから今日までの日を思い出した。
彼の名誉のためにここに記すことはできないが、たくさんのエピソードを持つ彼は、親としては時にハラハラさせられながらの日々であった。
当の本人は、いたって飄々とここまでマイペースを貫いてたどり着いたという感じである。

大学になって、通常ならば自宅をでて、一人暮らしをする年頃になっても、幸か不幸か、眼と鼻の先にある大学に、自宅から通い。。
おかげで、弁当づくりの毎日が抜け出すのがだいぶ遅れてしまったけれど。。
4月から始まる一人暮らし。。
もう私のお弁当を持って、出かけることはないのだろう。

そんなことを考えると、やはりどこか寂しさがこみ上げてくる。

みんなには「ちゃんと子離れできるの?」と言われているけど、彼がいなくなった後の時間をどう使うか。。とりあえず少しずつ生活ペースの配分を変えて、なんとかなるんじゃないかな。。と思っている。

仕事を終えて、夕食をとるときの息子との世間話や大笑いがなくなるのはやっぱり少し喪失気分になるかもしれないけれど。。
それでも、それもいつかは慣れてくるんだろうな。。と思っている。

「ごめんね。卒業式、一緒に参加できなくて。。」

「そうだよ!息子の晴れ姿を観に来ないなんて!笑」

冗談で交わしてくれる息子に、心の中で、ごめんねと手を合わせつつ。。

「ま、同業者としていつかわかってくれるよね」とまた冗談をいいながら、卒業式に向かう息子を見送った。

初めての社会人、初めての一人暮らし、初めての医者としての生活。。

いろいろと心配なことはあるけれど、いつのまにか成長している彼を信じて、口や手を出したい衝動を抑えて、見守っていきたいと思っている

卒業おめでとう。

そして、これからもよろしく!



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