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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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10月の言葉

無財の七施

慈眼施 それは優しいまなざし

和顔施 微笑みの顔を向けること

愛語施 心からの優しい言葉

身  施 行動で人に尽くすこと

心  施 思いやりと共感を惜しまずに

床座施 席や立場を譲ること

房舎施 人をもてなす親切心

          「こころのしあわせ」より

 
 
財産や地位がなくても、誰でも簡単にできる布施の行を仏教では、このように言うのだそうです。


慈しみに満ちた優しいまなざしと和やかな表情でいつも万物に接すること。

そして、慈愛にみちた優しく、あたたかな言葉を心がけ、身をなげうって人のために尽くす奉仕の心。

人のことを我がことのように、共感し、その痛みを感じ取ること。

たとえ自分は疲れていても、人のために席をゆずったり、急いでいても道を譲ったり、時にはその地位を競争相手に譲ったりしても、悔やんだりねたんだりしない心

自分が、雨に濡れても相手に傘を差し出すような、そんな思いやりの心をもって、相手の難を気遣い、家に招き入れる行為。


確かに、心がけ一つで、誰にでも、今から始められるものばかりです。

そう言えば、前に働いていたところの院長先生は、お坊さんという二足のわらじを履いていましたが、その院長室に掲げてあった言葉が、「和顔愛語」でした。

数年前にお亡くなりになったのですが。。。
患者さんに接するときには、どんなときにも、とても優しいまなざしと穏やかな言葉かけだったのを思い出します。

院長先生の診察を側でみながら、「自分もこんな風に患者さんに接したいものだ」と思ったものでした。

無財の七施。。。

ちょっと今までの自分を振り返り、日々の診療でちゃんとできているのかしら。。。と反省しつつ、
今日もにこやかに。。。穏やかに。。。。
 

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