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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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人生は塗り箸

人の人生も 塗り箸と同じ

塗り重ねたものしか出てこない

それは最後に

きれいな模様になって見えてくる

               
          「ちりとてちん」より



6月に選んでいたのは、こんな言葉でした。

随分前に放送されていたNHKの朝ドラの中での台詞です。


主人公のおじいちゃんは、塗り箸職人。

そのおじいちゃんが、一本一本塗り箸をつくりながら、行き詰まり迷っている孫に話して聞かせるシーンです。


ドラマに出てくるのは伝統工芸の若狭の塗り箸。
 綺麗な模様を出すために、貝殻や卵殻や松葉などを色とりどりの色漆で塗り重ねるのだそうです。
 
何層も何層も塗り重ねて、その後、丹念に研ぎ出し、磨き上げることで、美しい模様が浮かび上がってくるのだとか。。。


人生をその塗り箸の行程に例えて、ゆっくりと味のある口調で孫を励ます祖父の思いには、少しぐっとくるものがありました。


何気ない日常でも、少しずつ少しずつ、自分なりの何かを塗り重ねていければ、いつか綺麗な模様となって浮かび上がってくる。。。

どんな模様になるのかを楽しみにしながら、日々ゆっくりと進んでいけたらいいな。。と思います。

 

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雑巾がけと心がけ

大事なことは ただふたつ

外側磨く 雑巾掛けと

内側磨く 心がけ

 
               
         
          拙筆屋万次郎



昔、雑巾掛けといえば、子供のお手伝いの定番でした。

学校でも家でも、何かと言えば雑巾掛けだったような気がします。

バケツに水を入れて、固く絞った雑巾で、廊下や縁側、畳を拭く。

廊下は木の目に沿って、しっかりと腰を入れて拭く。

畳は、畳の目に沿って、丁寧に拭き上げる。

幼い頃、時に母に、時に祖母に、時に先生に。。。

いろんな場面で、細やかに教わりながら育ってきたように思います。

汗を流して、しっかりと雑巾掛けをしたあとは、きれいになった部屋とどこか心もすっきりしたものでした。

そんな気持ちで、自分の内面もしっかり見据えていろいろなことを心がけて生活することが、日々の充実した気持ちを演出していくのかもしれませんよね。
 

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お久しぶりです!

何かと日常のことにかまけている間に、随分ご無沙汰をしてしまいました。

年をとるごとに、一度に処理できる仕事量も少なくなってきたように思います。

このブログを更新しなければ。。。と思いつつも、つい目の前のことが優先されてしまい。。。


楽しみにして、足を運んで下さっている方には、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。


クリニックの受付に置いてある診療予定表の裏には、今月の言葉を選んでいたのですが。。。


とりあえず。。。今日は、3月に選んだ言葉を。

NHKの朝ドラの「ごちそうさん」で、長男が出征する前夜に主人公の母親に言う台詞です。


お母さんは一番大事なことを教えてくれたで。

生きるということは 生かされてきたということ。

僕は生命の犠牲の上に成り立った、生命のかたまりなんや・・・って。

せやから、

僕の生命は すり切れるまで使いたい。


私達ひとりひとりは、

「生命の犠牲の上に成り立った、生命のかたまり」

その言葉が、強烈に残り、そのあとに続く、

「僕の生命は、すり切れるまで使いたい」

という言葉に、号泣してしまいました。


子供のころに、食事のマナーで教わる基本的なこと。

食事を始める前に、「いただきます」

食事を終えるときに、「ごちそうさま」


あまりにも浸透した当たり前のマナーであるが故に、その本当の意味を知らずに育つ子供たちも多いかもしれません。


でも、その語源には、有り難い食事をいただくという文字通り、感謝の気持ちを表していること以外に、食材となったものの生命を「いただいて」自分の生命に替えていく、という意味もあるといいます。

その意味を心のどこかに忘れずにいることは大切なような気がします。

幸か不幸か、人間は、災害以外に天敵がいません。受け継がれてきた生命を次の生命に繋ぐことができるとすれば、その与えられた生命の灯が消え、土に帰る時。

だから、

たくさんの生命を引き継ぎ、生かされている自分の生命は「すり切れるまで使いたい」


そんな風に思える生き方って、素敵だなと思います

ちょっと「はっ!」とさせられる言葉ですよね。


私も、与えられた役割を与えられた時間、すり切れるまで頑張っていきたいと思います。


ちなみに。。。

「ごちそうさま」の語源は。。。

「ごちそうさま」は、漢字で書くと「御馳走様」

もてなしのための食材を求めて、西へ東へ奔走する。。そんな心に感謝する言葉だそうです。


意味を知ることで、当たり前に思っていた言葉や毎日の食卓の風景も、少し温かな優しい気持ちが添えられるような気がしますね。


今日から、少し心を込めて使ってみませんか?

「いただきます!」

「ごちそうさま!」

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2月の言葉

運が良くなりたければ、

微笑んでいれば良い。

人に優しくすれば良い。

思いやりと優しさで、

運は開ける。 

       美輪明宏




運がいいとか、悪いとか。。。

人は時々、口にするけど。。。

なんて唄がありましたね。


でも、いったい運の良い、悪いは、何で決まるのでしょうか?

いろいろな要因があるとは思いますが、この言葉にあるように「微笑み」と「優しさ」「思いやり」は、何となくうなずけますよね。

人に優しくあれば、巡りめぐってきっといつか自分にも優しさが返ってきます。

その優しさの循環が、きっと良い運を運んでくるのだと思います。



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新しい年

あけましておめでとうございます。

今日は、クリニックの仕事始めです。

皆様の新しい年は、穏やかにやってきたでしょうか?

長い休みをいただいたあとの診察は、少し緊張しますが、クリニックのスタートもとりあえず穏やかに始まりました。

今年も皆さんと一緒に、小さな幸せ探しをしていきたいと思っています。

さて。。。

そんな一年の始まりに選んだ言葉は。。。


夢のある者は、希望がある
希望のある者は、目標がある
目標のある者は、計画がある
計画のある者は、行動がある
行動のある者は、実績がある
実績のある者は、反省がある
反省のある者は、進歩がある
進歩のある者は、夢がある



出典は不明ですが、たとえ小さな夢でも、希望を持って、計画、行動をおこして、少しずつ進歩しながら、そしてまた次の大きな夢に近づけて行けたら素敵ですね。。。

今年も皆さんの夢が実現できるように、小さな力ですが、みんなで支え、見守っていきたいと思います。

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