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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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お久しぶりです!

何かと日常のことにかまけている間に、随分ご無沙汰をしてしまいました。

年をとるごとに、一度に処理できる仕事量も少なくなってきたように思います。

このブログを更新しなければ。。。と思いつつも、つい目の前のことが優先されてしまい。。。


楽しみにして、足を運んで下さっている方には、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。


クリニックの受付に置いてある診療予定表の裏には、今月の言葉を選んでいたのですが。。。


とりあえず。。。今日は、3月に選んだ言葉を。

NHKの朝ドラの「ごちそうさん」で、長男が出征する前夜に主人公の母親に言う台詞です。


お母さんは一番大事なことを教えてくれたで。

生きるということは 生かされてきたということ。

僕は生命の犠牲の上に成り立った、生命のかたまりなんや・・・って。

せやから、

僕の生命は すり切れるまで使いたい。


私達ひとりひとりは、

「生命の犠牲の上に成り立った、生命のかたまり」

その言葉が、強烈に残り、そのあとに続く、

「僕の生命は、すり切れるまで使いたい」

という言葉に、号泣してしまいました。


子供のころに、食事のマナーで教わる基本的なこと。

食事を始める前に、「いただきます」

食事を終えるときに、「ごちそうさま」


あまりにも浸透した当たり前のマナーであるが故に、その本当の意味を知らずに育つ子供たちも多いかもしれません。


でも、その語源には、有り難い食事をいただくという文字通り、感謝の気持ちを表していること以外に、食材となったものの生命を「いただいて」自分の生命に替えていく、という意味もあるといいます。

その意味を心のどこかに忘れずにいることは大切なような気がします。

幸か不幸か、人間は、災害以外に天敵がいません。受け継がれてきた生命を次の生命に繋ぐことができるとすれば、その与えられた生命の灯が消え、土に帰る時。

だから、

たくさんの生命を引き継ぎ、生かされている自分の生命は「すり切れるまで使いたい」


そんな風に思える生き方って、素敵だなと思います

ちょっと「はっ!」とさせられる言葉ですよね。


私も、与えられた役割を与えられた時間、すり切れるまで頑張っていきたいと思います。


ちなみに。。。

「ごちそうさま」の語源は。。。

「ごちそうさま」は、漢字で書くと「御馳走様」

もてなしのための食材を求めて、西へ東へ奔走する。。そんな心に感謝する言葉だそうです。


意味を知ることで、当たり前に思っていた言葉や毎日の食卓の風景も、少し温かな優しい気持ちが添えられるような気がしますね。


今日から、少し心を込めて使ってみませんか?

「いただきます!」

「ごちそうさま!」

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