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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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8月の言葉

「この人が何をしてくれるか」
 ではなく、
「自分がこの人に何ができるか」
 を考えれば、
相手にとって
あなたは必然的に
魅力的な人になるのです。

     感動の条件、永松茂久


人に見返りを期待したり、利害関係を考えて人付き合いをすれば、その期待が叶わなかったときに、不満やストレスがたまることになります。

期待されている方も、そういう期待を感じると何となく嫌な思いをするものです。

人付き合いを円満にするコツは、余計な見返りを期待せず、利害関係を重視せずに、素直に人としての気持ちを大切にすることだと思います。

目の前の大切な人に自分に何ができるのか。。。

そういう思いでつながっていれば、きっと幸せになれそうですよね。

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7月の言葉

何が「ふつう」で
何がそうじゃないかなんて
誰が決めたの?
あなたにとっての「ふつう」が
この世の常識ってわけじゃないし、
この世の常識が必ず正しい
ってわけでもないでしょう。

『放蕩記』  村山由佳


「ふつう」ってなんとなく使ってしまう言葉ですが、一番わかったようでわかりにくい言葉です。

大抵の人は、自分の「ふつう」を普遍的な「ふつう」だと思って、他人と会話をすすめますが、以外に「ふつう」という言葉の曖昧があとになってとんでもないことを引き起こすきっかけになることもあります。

私は、いろいろな土地で生活してきましたし、学会などでいろんな場所を訪れることもあることから、その地域、地域でのいろんな風習、習慣の違いを体験することがあります。

日本のなかでも、こんなに違うのだと思うほど、「ふつう」と呼ばれていることの「特異性」には驚かされます。

エスカレーターの乗り方、横断歩道の渡り方、時間の感覚、人付き合いのなどなど。。。
「ふつう」と思っていたことが意外と「ふつう」ではなかったという驚きの体験は、同じ国の中でも結構たくさんあるものですよ。

面接の中でも、患者さんに「最近、どうですか?」とたずねると、「ふつうです」と返ってくることも多いのですが、その「ふつう」という言葉のもつ曖昧で、都合の良い安心感にひたりすぎていると、あとでしっぺ返しが。。。なんてことも。

人間関係でも、あまり「ふつうはね。。。」「ふつうさぁ。。。」「ふつうでしょ?」という言葉を多用していると、「ふつう」と「ふつう」がぶつかり合って、窮屈になってくることもありますね。

自分の「ふつう」と相手の「ふつう」。。。。

ほんとに同じ「ふつう」ですか?

たまには、ちょっと考えてみた方がいいのかもしれませんよね。
 
 
 

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6月の言葉

あなたの真実が
嫌われるのは
あなたの偽りが
愛されるよりもいい
   
    アンドレ・ジッド


ぼんやりしている間に、もう6月も終わりに近づきました。

福島は、梅雨とは名ばかりで、あまりまとまった雨も降らない暑い日々が続いています。

庭には真っ白な柏葉あじさいが元気に咲き誇っています。

いつもは前に植えてある木に隠れて、あまり見えないのですが、今年は前の木を少し剪定していただいたので、ちょうど待合室のデッキ側の窓から、綺麗に見えています。

おなじみのあじさいも、小さなつぼみをたくさんつけているので、7月中旬頃にはきっと満開になるのでは?

さて。。。

今月の言葉。。。

誰でも、人には好かれたいと思います。
嫌われたいと願う人は、そんなにたくさんはいないでしょう。

でも、人に嫌われたくないと思うがあまり、ついつい嘘をついてしまったり、過剰に相手に合わせすぎて、自分を見失ってしまったり。。。

そんな経験はありませんか?

だけど。。自分を偽って無理をしても、いずれ苦しくなって、余計に人間関係を悪化させてしまうことにもなりかねません。

いいところも、悪いところもあって人間。。。
いつでも素直な自分を表現していくことが、楽に生きていく秘訣かも。。。

人間、敵も味方も半分半分。。。
そんな自分を嫌いだという人と同じ数だけ、好きっていってくれる人もいるはずですよね。

自分を窮屈にしないためにも、正直に素直にぶつかってみる勇気も必要かもしれません。

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5月の言葉

口は
 人を励ます言葉や
 感謝の言葉を
 言うために使おう
耳は
 人の言葉を最後まで
 聴いてあげるために使おう
目は
 人のよいところを
 見るために使おう
手足は
 人を助けるために使おう
心は
 人の痛みが
 わかるために使おう
 
腰塚勇人「命の授業」




とても素敵な言葉だと思います。

こんな風にいつも心がけていたら、きっと自分も優しい気持ちになれるかもしれません。

私も、時々思いだしては、気持ちをあらためて、日々の診療に向かいたいと思います。

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4月の言葉

壁がそこにあるのには、理由がある。
僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。
その壁の向こうにある「何か」を
自分がどれほど真剣に望んでいるか、
証明するチャンスを与えているのだ。

  最後の授業 ぼくの命があるうちに、 ランディ・パウシュ


4月は、いろいろなことが新しくスタートする時期。

でも新しいことをはじめるとき、大きな期待と希望をもちながらも、心のどこかに不安もたくさん抱いているものですよね。

うまくいくこともあれば、失敗や大きな壁にぶつかって悩む事も。。。

もうやめてしまいたいと思うこともたくさんありますよね。

でも、大きな壁にぶつかったとき、その先にある何かが、本当に自分にとって大切なことなら、きっとその壁の向こうに行く方法を考え出せるはず。。。。

ただひたすらよじ登って乗り越える。。。

ぶち破って強行突破。。。

梯子のような道具をつかって(状況を見極め工夫して)。。。。

回り道がないかどうか探してみる。。。

いろいろな方法がありそうですね。

その壁の向こうにあるものが本当に必要な、大切なものであればあるほど、真剣に取り組もうという力もわいてきませんか?

壁があるのは、想いの強さの証明。。。

壁の向こうの綺麗な景色を夢見ながら、さあ!それぞれの「想い」を強くもって今日も一歩前進してみませんか?

拍手[7回]



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