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ブログの更新をちょっとさぼっている間に、クリニックの庭も、ずいぶん賑やかになりました。
どの花も、今を出番とばかりに、咲き乱れています。
待合室の窓から、正面に見える白とピンクが一本の木に咲くツツジが、毎年真っ先に花をつけると、その後ろにある真っ赤なツツジも、遅れてはならないとあとを追うように咲き始めます。
その後は、次々にあちらこちらの木も色とりどりの花を咲かせてくれます。
いつも庭の奥の方で、咲いているピンクの石楠花も、満開です。
楓の影になって、いつもあまり目にとまらないかもしれませんが、意外に毎年、きれいな花をつけてくれるんですよ。
石楠花が一段落する頃に、牡丹の花が咲きはじめます。
今年は、五つ。。。
大きくて存在感のある花です。
でも、花びらは柔らかいので、風が吹くと優しく揺れて、とても心が和みます。
牡丹が終わる頃になると、その傍らにある芍薬の順番。。。
今は、まだ蕾ですけど、たくさんの蕾をつけています。
今から楽しみです。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
百合もその後に控えていますので、それぞれの花の姿をいらっしゃるごとに、見比べてみてください。
どっしりとして、存在感のある花木だけではなく、木の下や影に隠れたところでも、ひっそりとその花らしさをアピールしている花々もいます。
庭石の影になって、待合室からは見えにくいのですが、小さなすずらんも咲いています。
「君影草」という名のごとく、葉の陰から、ちょっぴりと顔をのぞかせて、「私はここにいますよ。。」とささやいているかのようです。
数年前に花壇に植えたオダマキも、株が大きくなって、今年も私たちを癒してくれています。
きれいな紫色のグラデーションが、いいですよね。
山茶花の下に植えた芝桜。。。
植えてからの2年ほどは、あまりきれいに咲いてくれませんでしたが、今年はようやく、きれいに咲きそろいました。
他にも、紫、白、ピンクのシラー・カンパニュラータが小さいながらも、あちこちに自己主張しています。
本当にこの時期は、1日、1日、庭の様子が変化して、眺めるが楽しみな季節です。
待合室に入ってくる日差しも、ちょうど心地よく、風もほどよく通るので、お茶を飲みながら、ゆっくりすごすには、とてもいいですよ。
是非、一休みしながら、それぞれの個性いっぱいに、一生懸命咲いている花たちをみつけてあげてください。