[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今朝、ちょっとしたことから、こんな詞をみつけました。
とても心に響いたので、みなさんにご紹介します。
『 こだま 』 浜文子
止まない雨はない。
明けない夜もない。
耳底に響く母の言葉が
時間の橋を渡り、
裏返った心を表に返しにやって来る。
母は言わなくてはいけない。
幾度も言わなくてはいけない。
生命にうなずく言葉を。
傾いた夏空
夕暮れのぬかるみ
遠のく風景の肩越しに
子供が聞くのは、
こだまになった
母の言葉
早くに母を亡くしたせいか、こういう詞には、心を動かされます。
私の母の生涯は、苦労の連続だったこともあり、いろいろな節目で、その人生で学んだたくさんのことを教えてくれました。
今でも、迷ったときや悩んでいるとき、母であればどんな風に言葉をかけてくれるのだろう。。。と、自分なりに想像して、母の言葉を想い出し、決断しているときが多いような気がします。
まさに、この詞のように、母の残してくれた言葉は、想い出とともに言霊になり、心の奥底でこだまとなって、今も折に触れ、響いています。
こういう詞に触れると、自分は子供達に、いつまでも心に響くような言葉を、どれほど残してやれているのだろうか。。。とちょっと考えこんでしまいますね。(笑)
冗談ばかり言って誤魔化さずに、時にはまじめに語るのも大事なのかもしれません。
いつも想い出しては、支えになっているような「母」の言葉。。。。
皆さんにもきっとあると思います。
そっと想い出して、そしてかみ締めて、奥底に眠る忘れていた元気を呼び覚ましてみてはいかがでしょう。。。