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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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通い慣れた道

先週末、息子の卒業式でした。
 

その前に降った雪のため、校庭がぬかるんでいるため、できるだけ車での来校を控えて欲しい。。ということだったので、息子と一緒に歩いていくことにしました。
 

そういえば、こんな風に一緒にこの道を歩いたのは、いつだったのだろう。


入学式の日も車だったのかもしれない。

そんなことを思いながら、テクテクと歩いていました。


もともとおしゃべりな息子ではあるのですが、その朝は特にいろいろと通学路のあちこちに残る、彼なりの想い出を語ってくれました。


「ここの家では、よく干し柿がぶら下がっていて。。。」
 

「この石垣には、いつも朝顔がたくさん咲いているんだ。」


「この家のおじさんは、いつも朝早くから庭木の剪定に余念がない。。。」


「最近、新築された大きな家。。。すごいよね。」


「ほら、随分前から、この敷地、更地になって。。。子供達の遊び場になってるんだよ。あれ、きっと雪だるまの残骸。。。」


「あの土手は、霜柱がたくさん出来て、あるくとサクサクって気持ちがいい。。結構、面白いんだ!」

 

次から次に話される内容に、「ふ~ん」と相槌をうちながら、毎日何気なく通学しながらも、四季様々にいろいろなことを感じ通っていたんだなと今更ながら、感動。。。


そういえば、いつの頃からか、彼と話すとき、頭の上から声が聞こえるようになって。。。。
何かにつけ、パニックになって感情を爆発させていた彼も、気がついたら随分大人になっています。
最近では、私を気遣って、優しい言葉をかけてくれたり。。。
それなりにちゃんと時間は流れ、成長していたんですね。(笑)


忙しさを言い訳に、なかなか学校に行くこともなかったのですが、中学生活最後の日に、一緒に歩いて登校できたことをきっと忘れることはないでしょう。

彼をいつも見守り、四季折々に楽しませてくれた通学路の風景に感謝しながら、歩いた朝。。。


 

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