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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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おひな様

hina1.jpg

先日、新年を迎えたばかりですが、もう1月も終わりです。

すっかりお正月気分も抜けたので、クリニックの雰囲気もひな祭りに向けて、模様替えをしました。

実は、クリニックを始めたときから、飾りたかったのですが。。。

以前に所有者である娘にお願いしたときには、許可が得られず、諦めていたのです。今年、娘の許可を得たので、お披露目することになりました。

訪れる皆さんの心が、この柔らかなお顔のお雛様に、少しでも和んでいただけるとうれしく思います。

 

娘が生まれる直前に、私の母が亡くなり、みんなの悲しみの中で、一筋の希望のように彼女は生まれてきました。それは、まるで、「いつまでも、泣いていてはいけない。前を向いて歩きなさい」という母からの最後の贈り物のように。。。

失われた命への悲しみをかき消すかのように、その新たな命は、私たちに笑顔を届けてくれました。

そんな健気なちいさな命に私の兄も、ことのほか思いが強く移ったのでしょう。

女の子の初節句には、母親の実家からひな人形を贈るのが習わしだからと、りっぱなひな人形を贈ってくれました。

それが、この内裏雛です。

その彼女も来年は成人式を迎えます。

 

生まれてきた時の「使命」を本能として感じていたのか、人を笑顔にする仕事をしたいと幼いときから言い続けてきました。この春、やっとみつけた自分の夢に向かって、彼女はこの家から旅立っていきます。

だから、今年だけは、どうしても彼女のこれからを祈って、是非、このお雛様を飾りたいと思っていました。(実は、忙しさにまぎれて、毎年こまめに飾ってやることがなかったのです。)

クリニックに飾る許可が出なければ、自宅のどこかにでも。。。と

 

でも、「みんなに観ていただく方が、お雛様もうれしいんじゃない?」と、快く許してもらえたので、この度、晴れてお披露目することができました。

 

今年からは毎年、この時期に、この優しい内裏雛を飾りたいと思っています。

少しの間でも、皆さんの心がふんわりと柔らかになりますように。。。。

そして、娘の夢がひとつひとつ実現していきますように。。。(私も、ただの親ばかなのです。(笑)

 

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