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ごく普通の精神科医がごく普通の日常を綴っています
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悲しみと。。。光りと。。。

こんなことは、予想してもいませんでした。

事前の検診でも、おそらく自然に生まれるであろうと。。。

骨盤の大きさも、児頭の大きさも適正で、問題はないと言われていました。


だけど。。。

肝心の陣痛の強さに関しては、未知数であることにあまり注意をしていませんでした。


夜中に陣痛が始まり、お産が始まりましたが、Hearty の陣痛は、あまりにも弱く。。。
子犬を一気に排出するだけの力に及ばず、随分時間がかかってしまいました。

夜中のことだったので、緊急に対応してくれる病院もなく。。。
自宅で生まれた一人目は、残念な結果になってしまいました。

早朝になって、対応してくれた病院で、二人目を産みましたが、やはり微弱な陣痛で、獣医さん達の懸命な助産にもかかわらず、息を吹き返すことはありませんでした。

ぐったりとなった子犬をそっと抱き、あふれる涙を止めることが出来ませんでした。

3人目だけは。。。。

結局、帝王切開の後、二人の兄姉の命を一緒に背負いながら、小さな命が生まれました。

Hearty は、疲れもあるのか、なんとなく、子育てになじんでいませんが、なんとかその小さな命を受け入れ始めています。

ふたつの命は、輝くこともなく、召されてしまいましたが、悲しみを胸にそっとおさめて、この新しい命と向かい合って、Heartyと一緒に大切に育んでいけたらと思います。

 

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