[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
地震から10日目。
福島では、地震による生活被害は、徐々に落ち着いてきているようです。
クリニックのある地域も一昨日から水がでるようになり、食料・日用品、ガソリンの調達以外は、とりあえずの生活はできるようになりました。
ただ、原発問題は、まだまだ日々揺れています。
安全、安心。。と連日、連夜、報道されてはいますが、やはりそこに住む人たちにとってはまた違った不安があるだろうと思います。
クリニックは、当初の混乱も少し収まってきたかなと思います。
とりあえず、自分にできることをやり続けていこうと思っています。
緊急措置の調剤薬局での1週間の処方も、実際にふたをあけると、実費徴収であったり、薬局ごとに対応がまちまちであったり。。。
それはそれなりに混乱し、患者さんたちも右往左往されているとききました。
ガソリンが安定して供給されるようになれば、こちらまでお薬をとりに来られる方も増えると思います。
できるだけ、通院されているかたが困らないように対応したいと考えていますので、何かお困りの方は、クリニックまでご連絡ください。
できるだけ、電話にはでるようにしていますので、つながらないときにはまたかけ直してみてください。
今後の地域支援要請の状況次第では、実際の診療時間はいつもよりも短縮になるかもしれませんが、できるだけ、クリニックも細々ながらもつづけていきます。
もちろん、十分な診察はできないと思いますが、具合の悪くなった方などもいらっしゃると思いますので、可能な限り対応していきたいと思っています。
みなさんも、生活の不自由さに加え、原発の不安など種々なストレスがたくさんありますが、みんなで力を合わせて、この難局を乗り切っていきましょう。
追記:
遠くに避難された方も、もしお薬のことでお困りであれば、ご一報ください。何かお役に立てることもあるかもしれません。
状況が日々悪化していく中で、とうとうクリニックをしばらく休診することにしました。
苦渋の決断でしたが、仕方がありません。
11日の地震以来、クリニックは断水が続いています。
電気が通じていたので、なんとか患者さんにご迷惑にならないようにと、歩いてこれるスタッフを一人配置して、あとは自宅待機という状況で診療をしていました。
しかし、ガソリン事情は、以前深刻さを増すばかりで、昨日、今日とここまで来れない。。という方が多数。
その上、原発問題も深刻さを増し。。。
二重苦、三重苦の様相を呈してきたことから、本日午後より、基本的にしばらく休診とする苦渋の決断をいたしました。
UMCは、スタッフを一時解散し、この状況が落ち着くまで、勝手ながら休診とさせていただきます。
ただ、しばらくは私ひとりの体制で、電話の応対は行うつもりでいます。
現在服薬中の薬に関しては、前述のとおり、処方箋が無くても7日分を限度に処方していただけます。
この事態が収まるまで、そのような形で対応していただけるとありがたいです。
何かお困りのことがあれば、電話応対は、当面つづけたいと思っておりますので、電話でご相談ください。
予約をされていた方々には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ現状を理解していただき、ご了解いただきますようお願い申し上げます。